化粧品OEM

比重

2021年6月4日

先日、今度は比重とかさ比重の講義がありました。

講師は前回と同様に、品質管理担当の社員。

 

比重やかさ比重と言われると、なんとなくわかる気がするのですが、

具体的に言語化して説明するのは難しい・・・。

そういう意味で、私は「理解」していなかったのでしょう。

 

【比重】
比重とは、ある物質の密度と、基準となる標準物質の密度との数値比です。
※標準物質
個体・液体=水
気体=空気(同温度、同圧力)

 

【かさ比重】
粉体の物性を示す数値で、単位はg/cc、kg/L、t/m3などです。

かさ密度、見かけ比重とも言われます。

 

弊社が製造する健康食品や化粧品は、それぞれ多種多様の原料から成り立っています。

機能性を持つ原料や特殊な加工をされた原料など、数え切れないほど多くの原料を使用しています。

同じ成分でも何種類もあるものもあります。

 

実際、比重やかさ比重は、製造現場や品質管理の場面において重要で、最終製品にも大きく影響します。

また比重やかさ比重は、同じ原料においてもロットによりブレがあります。

そのため、原料の受け入れの際に毎回確認が必要となります。

 

さらに、ドリンクなど液体のものは通常、mlでの単位表記(内容量表記)ですので、比重は大切です。

 

 

このプチ講義が終わったあとも、色々疑問に思うことを教わりました。

短い講義であっても、大事な内容だと感じました。

 

疑問に思うこと・理解できないことをそのままにすると、製品の品質にフィードバックされてしまいます。

 

今後も朝の短い時間ですが、是非続けていきたいと思います。(記 K. M.)

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