健康寿命と平均寿命
2021年5月27日
弊社の日々の業務で、常にテーマとなっているのが【健康】です。
健康を維持できるよう、多くの健康食品を開発し製造しています。
大きな市場(2019年度の健康食品市場規模はメーカー出荷金額ベースで8623億円)の中で、弊社のような小さな会社がどの程度貢献できているかは正直わかりません。
それでも、はがきやお電話で弊社に届くお客様の声、その評価によって貢献度を確認できることがあります。
消費者の健康に貢献できていると実感できる瞬間です。
健康を測る指標として、平均寿命と健康寿命があります。
平均寿命とは、0歳時点で何歳まで生きられるかを統計から予測した「平均余命」のことです。
健康寿命という言葉が生まれたのは2000年で、世界保健機関(WHO)が提唱しました。
健康寿命とは、日常生活を制限されることなく健康的に生活を送ることのできる期間のことをいいます。
※日本の平均寿命と健康寿命(2016年調べ)
男性 平均寿命 80.98歳 / 健康寿命 72.14歳
差 8.84年
女性 平均寿命 87.14歳 / 健康寿命 74.79歳
差 12.35年
平均寿命と健康寿命の差は、男女とも約10年です。
ちなみに、弊社の本社所在地である香川県はほぼ全国平均と同じです。
《香川県》
男性 平均寿命 80.85歳(20位)/健康寿命 72.37歳(13位)
女性 平均寿命 87.21歳(19位)/健康寿命 74.83歳(26位)
平均寿命:厚生労働省「平成28年簡易生命表」
健康寿命:厚生労働省「第 11 回健康日本 21(第二次)推進専門委員会 資料」・厚生労働省「都道府県別生命表(2015 年)」をもとに作成
全国的に、年々健康寿命は長くなっているようですが、平均寿命も長くなっております。
寿命が尽きるまでの、日常生活に制限のある10年をいかに短くすることができるのか?
超高齢化社会、医療費・介護費用などの社会保障の問題にも関連してきます。
弊社の製造する健康食品が、この問題に少しでも貢献できるよう、日々健康食品の製造に取り組みたいと思います。(記 K. M.)