化粧品OEM

社会変化とメンズコスメ

2021年6月21日

メンズコスメに興味を持ち、リサーチしていたところ、面白い記事を見つけました。

 

「コロナ禍でも伸びた!男性の化粧品購入」

(外部リンクへ移動します)

 

2020年の化粧品の推計市場規模は、 全体ではメイク不振で前年比89%と縮小しているようです。

 

不振の要因はコロナ禍での社会変化。

 

女性はマスクの着用や外出機会減少の影響により、化粧の必要性が低下しています。

 

特に メイクアップは、口紅が大きくマイナスとなり前年比73%となっているようです。

 

ところが、 男性による市場規模は前年比104%と拡大し、 2016年からの5年間で111%に伸長しているとのことでした。

 

通勤時間や飲み会にかけていた時間やお金をスキンケアに充てられるようになり、オンライン会議中に自分の顔を見る機会が増え、 関心を持つようになったことなどが要因として考えられます。

 

コロナの影響による社会の変化が、男性がコスメに関心を寄せる大きな要因となっていることは間違いありません。

 

また、同じよう変化が国内だけでなく、海外でも起きているようです。

「これから伸びる男性用化粧品市場。日本の動向から中国・タイ・韓国・インドネシアの海外動向まで紹介」

 

 

その中で特に面白かったのは、メイクに興味を示す若い男性「メイク男子」が増加傾向にある記事です。

 

動画投稿アプリTikTokを使い、化粧をして撮影・投稿することが流行っていることは、社会の変化とともに、デジタルネイティヴ世代であるZ世代の考え方の多様性が反映されているようにも感じます。

 

 

このような記事を見ていると、私のように「化粧品は女性のもの」という意識はもうすでに終わっていて、古い感覚だと痛感します。

 

化粧品製造をする弊社は、古い感覚にならないように、社会の変化を感じとる肌感覚が重要だと感じています。(記 K. M.)

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