化粧品OEM

美容業界の変化

2021年4月30日

化粧品市場はコロナウィルス感染拡大により、インバウンド需要の低下・テレワークの推進や外出自粛による影響などで、需要縮小の事態に直面しています。

 

2019年度の国内化粧品市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年度比ほぼ横ばいの100.0%の2兆6,480億円となっていますが、2020年度は前年度比90%になると予測されています。

カテゴリー別にみると、スキンケア市場が構成比47.2%(1兆2,490億円)と最も高く、メイクアップ市場が同22.0%(5,830億円)、ヘアケア市場同17.5%(4,630億円)、男性用化粧品市場同4.8%(1,261億円)、フレグランス化粧品市場同1.2%(319億円)と続いています。
※矢野経済研究所調べ

 

今後は、コロナウィルスの影響により、さらなる減少が予測されます。

 

未曾有の事態に直面している美容業界。

 

そんな状況下で、化粧品業界各社はウィズコロナ時代への対応を図り、人工知能「AI」の活用が積極的に行われ始めています。

 

化粧品業界においても、健康維持や肌コンディションのアドバイス、自分に合った化粧品の紹介など、さまざまな形でAIが活用され始めているのです。

 

LINE株式会社 「lacore(ラコレ)」
人工知能(AI)を活用し、自分にマッチしたコスメや美容情報を提供。

 

株式会社資生堂「デジタル3Dスキン TM」
AIを活用し、皮膚内部の超微細構造まで3次元で自在に解析できる技術を開発。

 

ポーラ・オルビスグループ
「AI未来肌シミュレーション」
AIを活用して5年後、10年後、20年後の肌状態を予測し、いま必要な手入れ方法を提案するサービスを開始。

 

今、「AI」はあらゆる分野で活用され、様々な業界を変革し始めています。

 

化粧品業界でも、今後ますます「AI」を駆使した技術革新により、業界が変わっていくと思います。

 

化粧品を製造している弊社においても、無関係ではありません。今後の化粧品業界とともに、新しく進化・変化し続けていかなければならないはずです。(記 K. M.)

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